「御朱印を集めてみたいけど、もらい方がわからない…」「御朱印帳の渡し方って、何か作法があるの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。実は、御朱印帳は普通の冊子ではなく蛇腹(じゃばら)状になっていて、書いてもらうページの指定までできるんです。私もはじめて行ったときは、何も知らずにまごついた覚えがあります。この記事では、御朱印帳の渡し方から初穂料、直書きと書き置きの違いまで、はじめての方が知りたいポイントをまとめてご紹介します。

心を整えてから授与所へ。御朱印を頂く基本の流れ

御朱印のもらい方の基本は「参拝してから授与所で受ける」がマナーです。 御朱印はもともと「参拝した証」としていただくものなので、お参りを済ませてから授与所に並ぶのが本来の流れです。

基本の流れは、こちらの通りです。

  1. 鳥居をくぐり、手水で身を清める
  2. 拝殿でお参りする
  3. 授与所(社務所)で御朱印帳を渡し、お願いする
  4. 初穂料を納める
  5. 御朱印帳を受け取り、お礼を伝える

参拝の細かい流れは、こちらで解説しています。

はじめての神社参拝、何をどの順番でするの?

大切に使い続けたい。御朱印帳のタイプと「自分らしさ」の彩り方

御朱印帳の主流は「蛇腹(じゃばら)タイプ」です。 一見すると普通の冊子に見えますが、開くと一枚の長い和紙が屏風のように折りたたまれている、ちょっと特殊な作りになっています。

御朱印帳のタイプをざっくり整理すると、こちらの通り。

  • 蛇腹タイプ(主流):開くと長い和紙が屏風のように折りたたまれている
  • 冊子タイプ(少数派):普通のノートのように糸でとじてある
  • サイズも大判・通常などいくつかある
🙋

「私もはじめて神社で御朱印帳を買ったとき、蛇腹タイプだとは知らず、開いた瞬間『えっ、こんな仕組みなの?』とびっくりした覚えがあります。最初の1冊は推しのMVに出てきた神社で買うのもおすすめです。」

― 推し社 運営者

蛇腹タイプは、開くと両面に御朱印がずらりと並ぶので、見返したときの満足感がひとしお。「自分の御朱印デビューの1冊」として、思い出に残ります。

1ページ目は開けておくべき?

実は、これといった厳しいルールはないんです。 「1ページ目は伊勢神宮や地元の総鎮守など、特別な神社用に空けておく」という考え方もありますが、最初の参拝先からそのまま1ページ目に書いてもらっても問題ありません。

考え方の選択肢は、こんな感じです。

  • 1ページ目は伊勢神宮や氏神様用に空けておく派
  • 最初の参拝先からそのまま1ページ目に書いてもらう派
  • 何も気にせず、書いてもらいたいページに自由に書いてもらう派

「将来、特別な神社の御朱印を最初のページにしたい」という気持ちがあれば、空けておくのもアリ。気にしないなら、最初からどんどん埋めていって大丈夫です。

推しのシールでデコしてもいい?

答えは、うれしいことに『YES』です。 表紙に推しのシールを貼ったり、お気に入りのマスキングテープでカスタマイズしたり、自分だけの「推し御朱印帳」に仕上げて楽しんでいる方も増えています。

ただし、ひとつだけ気をつけたいポイントがあります。

  • 中のページは書いてもらう場所なので、シールや装飾による凸凹が出ないよう、書き手の方への配慮を忘れないようにしましょう
  • 表紙のデコは比較的自由(書いてもらうときは、カバーや帯は外す)

御朱印帳の裏面も使っていい?

御朱印帳の裏面を使ってよいかは「紙の作り次第」です。 一般的な御朱印帳は和紙が薄めで、墨が裏側にうっすら染みることがあるため、表面のみを使うのが無難とされています。

最近は「墨が裏面に染み出ない」タイプの御朱印帳も登場していて、裏面まで使える商品もあります。手持ちの御朱印帳がどちらのタイプかは、購入時の説明書きや表紙裏の表記で確認しておくと安心です。

御朱印帳の渡し方とページ指定のコツ

御朱印帳は「書いてほしいページを開いた状態」で渡すのがおすすめです。 蛇腹タイプの御朱印帳は、書いてもらうページを指定することができます。これを知らないと「どこから書いてもらえばいいの?」と戸惑ってしまうので、ちょっとしたコツを覚えておくと安心です。

御朱印帳の渡し方のコツは、こちらの通り。

  • 書いてほしいページを開いた状態で渡す
  • カバーや帯は外しておく
  • 「次のページに書いてください」「このページにお願いします」と指定もできる
  • 神社用とお寺用は分けて使うのが一般的(混ぜてもOKという考え方もあります)
🙋

「私がはじめて御朱印をいただいたとき、ページを指定できることも知らず、『どこから書いてもらえばいいんだろう…』とまごついた覚えがあります。迷ったら『はじめてなのでお任せします』と正直に伝えれば大丈夫です。」

― 推し社 運営者

直書きと書き置きの違い

直書きは御朱印帳に直接書いてもらう、書き置きはあらかじめ書かれた紙をいただく方式です。 どちらも正式な御朱印で、優劣はありません。

それぞれの特徴を整理すると、こちらの通り。

  • 直書き:御朱印帳に墨で直接書いてもらう。墨の濃淡や筆運びが楽しめる
  • 書き置き:和紙にあらかじめ書かれたものを受け取る。あとで御朱印帳に貼るか、ファイルで保管する

人気の神社や混雑時は、書き置きのみの対応になることもあります。「直書きじゃないと損」ということはなく、書き置きでも同じ意味と価値があります。書き置きを御朱印帳に貼るときは、糊やテープ(はがしやすいマスキングテープもおすすめ)で丁寧に貼り付けましょう。

初穂料の相場と払い方

御朱印の初穂料の相場は300円〜500円が一般的です。 神社によっては「お気持ちで」と金額が決まっていない場合や、特別な御朱印で1,000円以上になるところもあります。

初穂料を払うときに気をつけたいポイントは、こちら。

  • 相場は300円〜500円。書き置きや限定御朱印は500円〜1,000円ほど
  • お釣りが出ない神社もあるので、小銭を準備しておくと安心
  • 「お気持ちで」と言われたら、相場の300〜500円を目安に
  • 受け渡しは、両手でお渡しするのが丁寧
  • 「御朱印代」ではなく「初穂料(はつほりょう)」と呼ぶのが正式

特に人気神社や限定御朱印を扱う神社では、金額や支払い方法(現金のみが多い)が決まっていることがほとんどです。お財布に100円玉を5枚忍ばせておくだけで、心に余裕が生まれます。出かける前に小銭をひと通り準備しておくと、当日まごつかずに済みます。 初穂料をお渡しして御朱印を受け取ったら、最後は心を込めて会釈を。無事に届いた祈りへの感謝を胸に、杜を後にしましょう。この『ありがとう』の気持ちが、次のお礼参りへと繋がっていきます。

混雑する人気神社では「先にもらう」も現実的

基本は「参拝→御朱印」の順ですが、混雑する人気神社では先に授与所に並んでもOKです。 大切なのは、御朱印を受け取る前後どちらかで、必ず参拝することです。

たとえば、東京の小網神社のように、参拝の列・授与所の列・銭洗いの列がそれぞれ別になっている神社があります。こうした神社では、すべての列に同時に並ぶのは現実的ではないので、先に授与所の列に並んでおいて、空いたタイミングで参拝に行く、という流れでも問題ありません。基本はマナーとして守りつつ、現場の状況に合わせるしなやかさも大切です。

混雑時の現実的な動き方は、こんな感じです。

  • まずは空いている列、もしくは授与所の列に並びはじめる
  • 並んでいる間に、別の列の混雑具合を見ておく
  • 御朱印を受け取ったあと、参拝の列に並び直す
  • 「御朱印は参拝した証」という基本は忘れない

「先にもらってしまった…」と気にしなくて大丈夫。受け取る前後どちらでも、気持ちを込めてお参りすれば、それが本来の御朱印の意味につながります。

よくある質問

Q.御朱印帳がなくても御朱印はもらえますか?

多くの神社では、御朱印帳がなくても「書き置き」を受け取ることができます。授与所で「御朱印帳を持っていないのですが…」と伝えれば対応してくれることがほとんどです。神社によっては、その場で御朱印帳を販売しているところもあります。

Q.御朱印は参拝前にもらってもいいですか?

基本は参拝後にいただくのがマナーですが、混雑する人気神社では先に授与所に並ぶのもOKです。ただし、御朱印は「参拝した証」なので、受け取りの前後どちらかで必ず参拝しましょう。

Q.初穂料はいくら準備しておけばいいですか?

1回あたり300円〜500円が相場です。お釣りが出ない神社もあるので、小銭(特に100円玉や500円玉)を多めに用意しておくと安心です。

Q.直書きと書き置き、どちらが正式ですか?

どちらも正式な御朱印で、優劣はありません。混雑時や対応の都合で書き置きのみになることもあります。「書き置きだから簡略版」というわけではないので、安心して受け取ってください。

Q.御朱印帳に推しのシールやデコを貼ってもいいですか?

表紙のデコは基本OKです。表紙に推しのシールを貼ったり、マスキングテープでカスタマイズして「推し御朱印帳」を楽しんでいる方もたくさんいます。ただし、中のページは書いてもらう場所なので、シールや装飾による凸凹が出ないよう、書き手の方への配慮を忘れないようにしましょう。

Q.御朱印を書いてもらっている間、写真を撮ってもいいですか?

基本的に控えるのがマナーです。書き手の集中を妨げますし、神聖な作業を撮影するのは失礼にあたります。神社によっては撮影禁止と明示されているところもあるので、現地の案内に従いましょう。

まとめ

御朱印のもらい方で押さえておきたいポイントを、3つにまとめます。

  • 基本は「参拝→御朱印」、混雑時は先に並んでもOK(参拝は必ず)
  • 御朱印帳は蛇腹状。書いてほしいページを開いて渡す
  • 初穂料は300〜500円が相場。小銭を準備しておくと安心

御朱印帳に少しずつ集まっていく姿は、推し活の遠征記録のようで、見返すたびに楽しい気持ちになります。次は、そもそも推し活と神社がなぜ相性がいいのか、こちらの記事もチェックしてみてください。

推し活と神社、なんで相性がいいの?